マンション・開発・経営

阪急阪神不 オーストラリアで住宅分譲事業 積水ハウスの事業に参画

 阪急阪神不動産は9月24日、積水ハウスがかねてよりオーストラリア・シドニー近郊で推進しているマンション分譲事業「メルローズパーク」の南側街区ステージ1~7に参画し、共同で事業に取り組むと発表した。阪急阪神不動産にとって、オーストラリアでの初めての住宅分譲事業であり、海外の同事業としてはベトナム・タイ・フィリピン・インドネシア・マレーシアに続く6カ国目となる。

 「メルローズパーク」は、積水ハウスの現地法人である積水ハウスオーストラリアが2014 年から開発を進めてきた約30ヘクタールの大規模開発。当初は積水ハウスオーストラリアと現地開発業者とで開発が進められていたが、現在は100%積水ハウスオーストラリアの単独事業となっている。既に1075戸のマンションを分譲し、今後は更に約4700 戸のマンション開発を行うことを計画している。今回、阪急阪神不動産が参画するプロジェクトは、この約4700 戸のうち、最初の7ステージを対象に行う約2000 戸のマンション分譲事業。