イントランス(東京都渋谷区)は、新規参入したインバウンド(訪日外国人)向け宿泊施設の開発事業で、東京都北区中里地内で同施設を2026年3月期に開発・取得し、同期中の投資家へ売却する計画を明らかにした。
同社ではこれまで、創業以来の不動産事業のほか、新たな事業領域としてホテルの運営事業の取り組みを始めている。事業領域の拡大と企業価値の向上を図るため、10人以下の団体で1つの建屋に宿泊できるインバウンド向け施設の開発事業にも、2024年8月に新規参入した。不動産会社や工務店と協業して開発した上で、運営収益を目的として投資家に売却するビジネスモデルを構築している。
今回の施設は、東京都北区中里地内の敷地約94平方メートルに、建物延べ約115メートル規模で開発する。訪日観光客に人気のある浅草・上野エリアや、成田空港からのアクセスの良い日暮里エリアに近く、主要な観光地にも訪問しやすい利便性の高い立地と判断した。