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旭化成Hミドルライフ調査第2弾はミドルシングルの実態に照準

 旭化成ホームズのLONGLIFE総合研究所はこのほど、「50代を中心とした未婚者のくらしに関する調査」の結果を公表した。昨年5月にミドルライフ研究会が実施した「50代のくらしに関する調査」の第2弾。

 ミドルシングル(45歳~64歳の未婚・一人暮らし)の増加に伴い、地縁や血縁が少ないことによる社会的孤立の深刻化や、身体的・精神的・社会的健康の低下といった懸念事項への対処に向け、同世代の暮らしの実態把握を目指したもの。全国の45~64歳の未婚・子供なしで一人暮らしの男女を対象にウェブ上でアンケートを実施した。有効回答数は1600件。

 現在の暮らしの満足度を10点満点で聞いたところ、6点以上は42%で、そのうち女性が59%を占めた。また、暮らしの満足度が6点以上だった回答者は、「一人の時間を有意義に過ごしている」という人は78%、「自分の人生は自分で選び、決めてきた」人は76%、「今のライフスタイルが自分に合っており、今後も大切にしたい」人と「1人でいても寂しいとは感じない」人は共に75%に上るなど、シングルであることで、孤独や寂しさを感じるわけではないことが明らかになった。

 更に、暮らしの満足度が高いミドルシングルが実践していることを身体面・精神面・交流面(社会面)の3つの健康的観点で調べたところ、それぞれ身体面では「休息をしっかりとる(71%)」「規則正しい生活をしている(58%)」、精神面では「自分なりの楽しみを見出している(72%)」「自分に合った気分転換方法がわかっている(68%)」、交流面では「つかず離れずの気楽なつながりを持っている(56%)」、「旧友のつながりは大事にしたい(49%)」が多くを占めた。

 同社は24年にそれ以前の「くらしノベーション研究所」をはじめとするソフト系の研究機関を統合し、「LONGLIFE総合研究所」を開設すると共に、「人生100年時代」の中間点に当たる50歳前後のミドル世代をテーマとした「ミドルライフ研究会」を新設した。