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マンション・開発・経営
大型竣工でビル市況は オフィス供給、今後5年は大幅増 先行きに警戒感も
東日本大震災を契機に加速した安全安心志向と、都市の国際競争力強化の動きで強まったビルの建て替えや再開発ラッシュに伴い、東京都心部で大規模ビルが相次いで竣工・開業を迎える。森ビルの調べによると、東京23区の今後5年間のオフィス供給量は平均119万m2と、過去の平均(年103万m2)を大幅に上回る見込みだ。都心部周辺の国家戦略特区エリアでは既に数多くのプロジェクトが着工され、また新たに開発計画が打ち上げられている。ビル市況はこれまで順調に回復してきたが、新ビルの竣工ラッシュでオフィス床が過剰になることはないのか。