住まい・暮らし・文化 決算

決算 新築住宅は全用途で減少 大和ハウス 第2四半期

 大和ハウス工業は11月11日、21年3月期第2四半期決算を発表した。新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、新築住宅着工戸数はすべての用途で前年比マイナス。一般建設市場においては、建築着工床面積で倉庫のみ前年比プラスとなった一方、他の用途は減少し、全体では前年比マイナスとなった。

 商業施設や事業施設などビジネス事業領域では、テナント企業の投資意欲の減退やホテル建設の延期・中止の影響を受けているが、データセンターなど新たな不動産開発を進めている。通期の業績予想は修正あり。

大和ハウス工業

決 算 21年3月第2四半期

売上高 1兆9,664億円 (△9.8%)

営業利益 1,560億円 (△25.5%)

経常利益 1,504億円 (△27.6%)

当期利益 913億円 (△38.0%)

予 想 21年3月

売上高 4兆円 (△8.7%)

営業利益 2,580億円 (△32.3%)

経常利益 2,430億円 (△33.9%)

当期利益 1,300億円 (△44.4%)