マンション・開発・経営

セブ市の分譲タワマン、販売活動が本格化 NTT都市開発

 NTT都市開発は、フィリピン・セブ市における分譲タワーマンションプロジェクト「The Wave Towers(ザ・ウェーブ・タワーズ)」の販売活動を本格化している。

 同プロジェクトは、セブ市の中心業務地区で生活利便性の高いセブITパークに位置し、2棟からなる約1400戸の分譲タワーマンション。地上40階建(1期)、敷地面積は5828㎡で、各戸面積は約24~122㎡。日建設計がコンサルタントとして関わり、ファサードには葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の「波」をモチーフとしたデザインを取り入れている。

 セブITパークで勤務する人々をメインターゲットに据え、スタジオタイプ(1Rに相当)を中心にしている。室内にはシューズボックス(全住戸)、引戸・バスタブ(一部住戸)など日本らしい商品企画を採用。共用部にはセブのライフスタイルに合わせてプールやスパなどのアメニティを設けるとともに、メインロビーやラウンジホールには格子模様や木目調で落ち着いた色合いの日本風のデザインを取り入れている。

 同プロジェクトは、シンガポール現地法人(NTT UD Asia Pte)を通じてCebu Landmasters Inc(セブ市、CLI)とともに推進。9月に第1期を着工、10月に起工式・グランドローンチイベントを実施し、販売活動を本格化した。2030年度に引渡開始予定。