マンション・開発・経営

決算 都市開発など苦戦し増収減益 野村不HD、23年度第1四半期

 野村不動産ホールディングスは7月27日、24年3月期第1四半期の連結決算を公表した。売上高、営業利益は増加したものの、事業利益、経常利益、四半期純利益は減少。住宅部門は分譲と物件売却が好調で増収増益。施設運営部門、仲介・CRE部門、管理運営部門も増収だった一方、都市開発部門が減収減益だった。海外部門は事業利益が減少した。

 なお、通期予想に変更はない。

野村不動産HD

決 算 24年3月第1四半期

売上高 2,093億円 (4.8%)

営業利益 384億円 (3.2%)

経常利益 354億円 (△2.3%)

当期利益 243億円 (△9.7%)

予 想 24年3月

売上高 7,500億円 (14.5%)

営業利益 1,030億円 (3.4%)

経常利益 940億円 (△0.1%)

当期利益 650億円 (0.7%)