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政策
空き家活用拡大へ新制度 改正空家特措法、12月13日施行 従来の除却、抑止に加え街づくり視点の対策へ
6月に成立、公布された「改正空家対策推進特措法」(空家等対策の推進に関する特別措置法)の施行日が、11月17日の閣議決定により12月13日に決まった。「除却等の更なる促進に加え、有効活用や適切な管理を総合的に強化する」(国土交通省)ことを目指した改正で、空き家の発生や悪化の抑止、除却といった既存のアプローチの強化に加え、「活用拡大」の観点を重視した複数の新制度が特徴的だ。背景には、個別の空き家への対策にとどまらず、より広い視野で周辺地域の振興につながる対策を目指す意図がうかがえる。そのためには、住宅・不動産業界の団体や事業者の参画も欠かせない。そこで改正法施行を控え、そのポイントや足元の状況などをまとめた。(佐藤順真)