決算

仕入れ価格上昇で減益 ムゲンエステート

 ムゲンエステート(藤田進一社長)の24年12月期第1四半期決算(連結)は、売上高123億700万円(前年同期比5.8%増)、営業利益11億8200万円(同19.6%減)、経常利益9億9300万円(同22.4%減)、純利益6億5100万円(同23.0%減)となった。

 1月に札幌・名古屋・福岡営業所を開設し、商圏エリアの拡大と仕入れ活動を強化。居住用不動産における売上高及び販売件数は前年同期を上回ったものの、建築コストの上昇を背景にした仕入れ価格の上昇により売上総利益率は低下した。投資用不動産は前年同期よりも小規模案件の販売が進んだため平均販売単価が低下し、売上総利益の低下に影響した。

 通期では、売上高608億9600万円(前年比17.9%増)、営業利益68億6100万円(同15.6%増)、経常利益60億3600万円(同15.1%増)、純利益39億8500万円(同9.1%増)を見込む。

ムゲンエステート(連結)

決 算 24年12月第1四半期

売上高 123億円 (5.8%)

営業利益 11.8億円 (△19.6%)

経常利益 9.9億円 (△22.4%)

当期利益 6.5億円 (△23.0%)

予 想 24年12月

売上高 608.9億円 (17.9%)

営業利益 68.6億円 (15.6%)

経常利益 60.3億円 (15.1%)

当期利益 39.8億円 (9.1%)

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