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森ビル 虎ノ門ヒルズステーションタワーがBSC賞

 森ビルは12月2日、管理運営する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が第66回日本建設業連合会「BCS賞」を受賞したと発表した。加えて、ステーションタワーと一体的に整備された「日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅設置に伴う土木工事」が、第6回「土木賞」を受賞した。同社がBCS賞を受賞したのは、プルデンシャルタワー(第46回受賞)、虎ノ門ヒルズ(第58回受賞)、GINZA SIX(第60回受賞)に続き4度目。「新駅と再開発事業が同時に進められた、都市インフラと一体となったまちづくり」であること、「都市の中で埋没しないアイコニックな外観」であること、「都市計画決定から竣工・開業までわずか7年のスピード開発」であることなどが評価された。

 「BCS賞」(主催:一般社団法人日本建設業連合会)とは、「優秀な建築物をつくり出すためには、デザインだけでなく施工技術も重要であり、建築主、設計者、施工者の三者による理解と協力が必要である」という建築業協会初代理事長竹中藤右衛門の発意により1960年に創設され、以後、国内の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全に寄与することを目的に毎年、国内の優秀な建築作品の表彰を行っているもの。また、「土木賞」(主催:同上)は、「BCS 賞」に並ぶ新たな表彰として、2020年に創設され、社会基盤として国民生活と経済活動を支える土木分野の優れたプロジェクト・構造物を表彰するもの。