アールシーコアは上期の受注不足が響き、減収。広告宣伝などの戦略的投下などによって、営業利益・経常利益は前期に引き続き赤字となった。ただし、当期純利益は、代官山の展示場「BESSMAGMA」などの資産譲渡による売却益が大きく寄与し、黒字を計上した(前期は13億3800万円の損失)。
直販部門は、売上高42億4400万円(前期比12.9%減)、セグメント利益3億3500万円(同0.9%増)の減収増益。セグメント契約高は受注済物件のキャンセルや特権事業の不振で30億9000万円(同14.9%減)。
全国20社30拠点で展開している販社部門は、売上高53億1700万円(同11.2%減)、セグメント利益8700万円(前期は2億700万円の損失)、セグメント契約高は43億4100万円(同14.4%増)。連結子会社のBESSパートナーズは、売上高46億3300万円(同11.9%減)、セグメント損失1億9500万円(前年同期は1億1200万円の損失)。セグメント契約高は41億3100万円(同8.2%増)だった。
アールシーコア
決 算 24年3月
売上高 121億円 (△12.9%)
営業利益 △4億円 (--%)
経常利益 △5億円 (--%)
当期利益 21億円 (--%)
予 想 25年3月
売上高 126億円 (3.8%)
営業利益 0.7億円 (--%)
経常利益 0.8億円 (--%)
当期利益 0.5億円 (△97.6%)
