TOTOの24年度上半期の業績のうち、国内の住設事業は、リフォームで価格改定などの効果はあったものの、外部調達コストや人材投資増などの影響で、売上高2340億円(前年同期比1%増)、営業利益91億円(同7%減)と増収減益で着地した。
一方、海外住設事業は売上高998億円(同9%増)、営業利益71億円(同317.6%増)の増収増益で着地。中国大陸は市況低迷の継続によって減収減益。アジアはベトナムの市況低迷も影響したものの、台湾の業績好調などによって増収増益。米州事業も温水洗浄便座の拡販が進ちょくし、増収増益で着地。
下期は全体の通期計画では営業利益は据え置いた一方、売上高を期初から200億円下方修正した。国内の住設事業では、新築住宅やパブリック用途需要が当初計画を下回る見込みや外部調達コストの増加などにより売上高を期初から70億円下方修正した。
TOTO
決 算 25年3月第2四半期
売上高 3,557億円 (4.7%)
営業利益 241億円 (58.1%)
経常利益 226億円 (△0.8%)
当期利益 169億円 (1.6%)
予 想 25年3月
売上高 7,300億円 (3.9%)
営業利益 480億円 (12.2%)
経常利益 480億円 (△6.8%)
当期利益 360億円 (△3.2%)