総合

絹谷幸二天空美術館で12月12日から追悼展 積水ハウス

 積水ハウスが運営する「絹谷幸二 天空美術館」(大阪市北区)は12月12日から特別展「追悼 絹谷幸二」を開催する。26年6月29日まで。

 2025年8月に逝去した絹谷幸二の半世紀以上にわたる画業の軌跡を回顧し、画業を振り返る。東京藝術大学の初期作品を始め、独自の画風を確立する契機となったヴェネツィア留学時の壁画古典技法・アフレスコによる作品や模写、長野冬季五輪公式ポスターの原画「銀嶺の女神」、最晩年の作品までを一同に集め、1960年代から2020年代まで、10年ごとに変遷をたどる。

 同美術館は画家・絹谷幸二の単独美術館として16年12月、積水ハウスが「梅田スカイビルタワーウエスト」(大阪市北区)内に開設。フレスコをはじめとする絹谷幸二の絵画や立体作品の展示のほか、3DやVR映像やフレスコ制作を体験できるワークショップスペースなど、体験型コンテンツも導入している。入館料は一般1300円、大学・高校・中学生800 円、小学生以下無料、団体・障がい者割引あり。