ムゲンエステート(東京都千代田区、藤田進一社長)の24年12月期決算(連結)は、売上高621億8700万円(前期比20.4%増)、営業利益96億2300万円(同62.1%増)、経常利益88億5800万円(同68.9%増)、純利益60億8600万円(同66.6%増)の増収増益となった。主力の買取再販事業や開発事業の販売の好調さと、大型物件の販売が寄与し、過去最高益を更新した。
セグメント別では、不動産売買事業が売上高597億5800万円(同21.1%増)と大きく伸長した。まず投資用不動産の販売が177件(前期比47件増)、平均販売単価は1億5270万円(同3.6%減)となり、売上高は270億4300万円(同31.2%増)となった。居住用不動産の販売は481件(前期比49件増)、平均販売単価は5810万円(同1.7%減)となり、売上高は279億5700万円(同9.4%増)となった。また、同事業における外国人向け物件の需要は高く、販売件数は178件(同84件増)、売上高は210億3200万円(同67.4%増)と大きく増加した。
また、不動産開発事業では竣工済み物件5件を売却し売上高25億900万円(同157%増)。不動産特定共同事業は売上高21億4100万円(同11.5%増)となった。
ムゲンエステート
決 算 24年12月
売上高 621億円 (20.4%)
営業利益 96億円 (62.1%)
経常利益 88億円 (68.9%)
当期利益 60億円 (66.6%)
予 想 25年12月
売上高 806億円 (29.8%)
営業利益 109億円 (13.9%)
経常利益 99億円 (12.4%)
当期利益 65億円 (6.9%)
