積水ハウスの25年1月期連結決算は、4つのビジネス全てが増収増益で着地。売上高・利益とも過去最高を更新し、売上高は4兆円を突破した。売上高・利益共に計画を上振れした。
主力の請負型ビジネスは建築・土木事業における大型工事が良好に進ちょく。売上高1兆3490億円(前年同期比6.2%増)、営業利益1430億円(同8.4%増)の増収増益。戸建て住宅事業も棟単価の上昇などにより売上総利益率は24.0%(同0.7ポイント増)、営業利益率が9.6%(同0.9ポイント増)に改善した結果、売上高4790億円(同1.7%増)、営業利益460億円(同12.2%増)で着地した。また、受注高は1兆3962億円(同6.1%増)。そのうち、戸建て住宅は4791億円(同2.9%増)で進ちょく。
リフォームや賃貸管理などのストック型ビジネスは売上高8709億円(同6.0%増)、営業利益834億円(同13.3%増)。開発型ビジネスは売上高5825億円(同9.3%増)、営業利益702億円(同6.7%増)。
海外事業は売上高1兆2785億円(同150.2%増)、営業利益789億円(同61.4%増)で着地。米国戸建て住宅は、MDC社の連結化や既存ビルダーの成長が大幅な伸長に寄与した。
積水ハウス
決 算 25年1月
売上高 4兆585億円 (30.6%)
営業利益 3,313億円 (22.3%)
経常利益 3,016億円 (12.4%)
当期利益 2,177億円 (7.6%)
予 想 26年1月
売上高 4兆5,000億円 (10.9%)
営業利益 3,620億円 (9.2%)
経常利益 3,390億円 (12.4%)
当期利益 2,320億円 (6.6%)