政策

25年基準地価 4年連続の全国平均プラス 観光、住宅需要、再開発が追い風 

 国土交通省は9月16日、25年都道府県地価調査(25年7月1日時点の基準地価)を公表した。全国平均の地価動向は上昇基調が継続し、全用途及び住宅地、商業地のいずれも、4年連続のプラスとなった。ただし各区分とも、上昇率の拡大幅については前年より縮小している。引き続き、三大都市圏や〝地方4市〟が主な上昇エリアとして全体をけん引している構図ながら、三大都市圏は全国と同様に上昇幅が縮小し、地方4市の上昇幅は前年を下回った。他方、地方圏における地価の回復傾向も続いており、地方圏の「その他」では住宅地が下落から横ばいに転じ、95年以来30年ぶりにマイナスを脱した点も今回の特徴だ。

この記事は有料記事です。 残り 1813 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»