住友林業の25年12月期第3四半期決算は増収減益で着地した。
国内の住宅事業は、好調な受注を背景に売上高4161億円(前年同期比9.1%増)、経常利益271億円(同20.7%増)の増収増益。戸建て注文住宅は販売金額2772億円(同8.0%増)、販売棟数5346棟(同4.2%増)、経常利益率は6.5%(同0.6ポイント増)に上昇。
海外住宅などの建築・不動産セグメントは売上高1兆193億円(同12.0%増)、経常利益950億円(同16.6%減)の増収減益。豪州はメトリコングループの買収効果や既存グループ各社の利益改善によって増収増益。西オーストラリア州の販売が好調に推移。受注戸数6092戸(同120.2%増)、販売戸数5579戸(同133.8%増)、販売金額26億1100万豪ドル(同133.1%増)と大幅に伸長した。
主力の米国事業は販売戸数7444戸(同10.5%減)、受注戸数7857戸(同6.7%減)にとどまった。
通期計画は中間決算発表時(8月)から据え置いた。
住友林業
決 算 25年12月第2四半期
売上高 1兆6,338億円 (9.5%)
営業利益 1,223億円 (△12.1%)
経常利益 1,267億円 (△9.2%)
当期利益 690億円 (△17.0%)
予 想 25年12月
売上高 2兆3,200億円 (13.0%)
営業利益 1,640億円 (△15.7%)
経常利益 1,700億円 (△14.1%)
当期利益 960億円 (△17.6%)
