記者おすすめ 今宵も一献 記事一覧
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居場所を求め 今宵も一献 (89) 居酒屋「東ぎく」 〈東京・代々木〉 地酒「立山」に舌鼓
JR代々木駅西口に、小体な古民家に入ったような雰囲気の居酒屋がある。40年以上経営しているという〝おばちゃん〟がいて、おでんや漬物、ホタルイカの沖漬など気取らない家庭料理を出してくれる。数人が掛けられる(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 地酒専門店「いちべえ」 (88) 〈東京・荻窪〉 思わずうなってしまう酒勢揃い
この店にはなんの修飾語もいらない。ただただ、全国のおいしい地酒が常時300種類以上揃っている。調布駅北口にある渋谷不動産エージェント社長、渋谷利宏氏の紹介だ。同氏は以前は日本酒が苦手だったが、青森の田(続く) -
中国料理「南国亭」(87) 居場所を求め 今宵も一献 薬膳火鍋を気軽に楽しむ
鍋が恋しい季節になった。好物は薬膳火鍋。鍋を2つに仕切り、豚骨、鶏などからとった白いパイタンスープと、唐辛子や香辛料を入れた赤いスープが出てくるあれだ。高級店で注文するのは勇気がいるが、花園神社近く(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 居酒屋「みよし」 (86) 〈東京・新宿3丁目〉 シャンソニエの前
「不動産女性塾」塾長の北澤艶子氏は先日、東京・新宿のシャンソニエ「Kuwa」でプロデビューした(写真)。不動産会社経営者として60年以上のキャリアをもつ人の歌手デビューは自身の念願でもある不動産業界のイメー(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 炭火焼き「武平次」 (85) 〈東京・八丁堀〉 〝通〟に好かれる雰囲気と料理
八丁堀に2軒構える炭火焼の「武平次」は、東京駅前からまっすぐ伸びている八重洲通りを挟み、北側(本店)と南側(桜橋店)にある。いずれもひっそりとした路地裏で、雰囲気を重んじる〝通〟の呑んべいに人気がある。(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 居酒屋「庄や」 (84) 〈東京・水道橋〉 大先輩記者2人と
かの有名な居酒屋チェーンだが、当コーナー初登場。いよいよネタが尽きたかと思われそうだが、ここには不思議な安らぎと落ち着きがある。ある人は「安定しているからいい。知らない街に行って迷ったときはここにし(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 (84) 居酒屋「とうきょう」 〈東京・神田〉 レモンサワー〝160円〟の衝撃
神田須田町の交差点に近い裏通り(千代田区神田須田町1-14栄華ビル地下1階)。このあたりは、蕎麦屋、ふぐ料理など創業何百年という老舗が散見される一方、サラリーマンの味方ともいうべき格安居酒屋が点在すること(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 鰹専門店「明神丸」 (83) 〈東京・竹橋〉 再訪して〝旨さ〟確認
初めて訪れたのは8月。夕方になって蒸し暑さが一段と増した日だった。「優良ストック住宅推進協議会」主催の記者懇親会の後、2次会で寄ったのだが、その鰹刺しのうまさが忘れられなくて再訪した。地下鉄東西線竹橋(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 浅草もんじゃ「てっちゃん」 (82) 〈東京・浅草〉 味で奉仕する名店
浅草に行くと、ついついキョロキョロ散策してしまう。ここは、銀座線田原町駅から浅草寺の西側に位置する国際通りを北上し、浅草ビューホテルの前で右に折れて「花やしき」に向かい、最初の四つ角を左に曲がった路(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 <東京・八丁堀> (81) 大衆すし「カドハチ」 日暮れ時ひとり酒
私が居酒屋にはたいていひとりで行くと言うと、たいていの人は驚いて、「ひとりですか?」と怪訝な顔をする。 居酒屋は私にとっては日記代わりのようなものである。酒を飲みながら、「今日の自分はどうだったか」(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 〈東京・人形町〉 (80) ラーメン「豊樹」 呑んだ後は、さわやかに
呑んだ後はラーメンが恋しくなる。しかし、このラーメン屋探しが意外と難しい。味がいいことはもちろんだが(もっとも呑んだ後ならたいていはうまく感じるが)、そしてスタンドだけの狭い店でもかまわないのだが、入(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (79) 〈東京・新橋〉 昼から夜まで継続営業 ホルモン「鶴松」
〝サラリーマンの街〟といわれる新橋でも、夕方5時前から営業している居酒屋はそう多くない。ここは昼の12時にオープンし、夜11時半まで営業している希少な店。ただし、ホルモン専門店なので、ほかにはキムチ、酢(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 〈東京・人形町〉 (78) 団塊世代がはまるレトロな店 呑処「おか吉」
団塊世代がはまりやすい。大村昆の「オロナミンC」や「セメダイン」の電柱広告、裸電球など昭和30年代の雰囲気を演出。ちょっと前までは有線で歌謡曲の懐メロが聴けたが、最近はよく分からない若者向けの音楽に変(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 〈東京・竹橋〉 (77) パレスサイドビルで梯子 居酒屋・焼き鶏「てけてけ」 鰹料理専門店「明神丸」
先週、東京メトロ東西線竹橋駅に近い如水会館で「優良ストック住宅推進協議会」の記者会見があった。今年は同協議会発足10周年ということもあり会見後には記者懇親会も開かれた(写真下(右))。懇親会場は竹橋駅に直(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (76) 「桃太郎すし」 〈東京・高円寺〉 〝踊る高円寺〟に行ったなら
今年の「第61回東京高円寺阿波おどり」は8月26日(土)・27日(日)の2日間、午後5時から8時まで開かれる。総数75にものぼる「連」が、JR高円寺駅周辺と東京メトロ丸ノ内線新高円寺にかけて連続している8つの商店街か(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 「一福寿し」 〈静岡市・清水〉 (75) 40年の歴史が薫る粋な店
清水港は、マグロの水揚げ量日本一。富士山の絶景地「三保半島」に囲まれた日本三大美港の一つでもある。 その清水港に注ぐ巴川のほとりにある。静鉄清水線の起点となる新清水駅からは歩いて3分。この近辺は、戦(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 だしの「吉の家」 (74) 〈東京・神谷町〉 伐採木が林のごとく
梅雨は明けたが台風の影響なのか、先週はすっきりしない天候が続いた。体もどこかすっきりしない。夏季特集を出し終えた今週は休暇を取る記者が多い。夏休みは胃を思いっきり休ませるチャンスである。 会社の最(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (73) 牛丼「吉野家八丁堀店」 〈東京・八丁堀〉 2台のテレビを同時に
八丁堀から新大橋通りを茅場町方面に行くと、左手にある。夕方5時になると、「ちょい呑み」タイムが始まる。同様の試みはほかの牛丼店でも見掛けるようになったが、ここが一番気に入っている。 その理由は角地(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 「しゃり膳」(船橋店) (72) 〈千葉・船橋〉 一人でも入りやすいチェーン寿司
船橋方面で気軽にお寿司をというとここが便利。常時、一定のお客さんで賑わっている。カウンター越しに職人さんと気楽に話ができるから、一人のときも大丈夫。創業以来、握りずしが1貫50円からという価格設定は変(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 寿司「新月」 (71) 〈淡路島・洲本〉 地魚の刺身と冷酒に舌鼓
地方に出張したときの楽しみは地元の居酒屋で一杯やること。海が近く、刺身が食べたくなったときは寿司屋が理想的だが、飛び込みともなると、どうしても懐具合との話し合いになる。 淡路島は初めてだったが、こ(続く)