記者おすすめ 今宵も一献 記事一覧
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居場所をもとめ 今宵も一献 (50) 「バルボア」 〈東京・虎ノ門〉 祝!50回 ハイボール、なんと300円!
16年2月16日号から連載を始めた「今宵も一献」が、めでたく50回目を迎えた。紹介した店は46軒。再訪が2回、悪口を述べたため店名を出さなかったことが2回ある。 今回は、当連載初のスパゲティ専門店。昼食を食べ(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 「宗佑」 〈東京・八丁堀〉 (49) おでんと刺身がうまい!
呑み助にとって「おでん」の店はなぜか懐かしい。昔は屋台もはやったが、東京ではあまり見かけなくなった。よく味がしみ込んだ大根や昆布、歯ごたえが楽しいこんにゃく、白滝など好みの具材を注文するときのわくわ(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (48) 哀しくなるほどの営利主義
居酒屋のランチタイムに一人で行くと冷遇されることが多い。カウンター席を強要されるのはまだマシで、ほかの席は空いているのに相席にされたりする。営業妨害になるので店の名前は言えないが、東京・虎ノ門には信(続く) -
「寿司幸」 〈東京・上野御徒町〉 (47) 居場所をもとめ 今宵も一献 大衆店だが、老舗の風格も
上野で寿司を食べるときは、値段を気にしなくて済むここに決めている。JR御徒町駅北口、または地下鉄銀座線上野広小路駅A2出口から徒歩1~2分。アメ横通りのすぐ近くだ。いつもサラリーマン客で賑わっているイメー(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (46) 「むさし坊」 〈東京・神田〉 居酒屋で会議、その後宴会
神田界隈は〝オヤジの聖地〟。種々雑多な居酒屋が密集しているが、そんな〝ガヤガヤ系〟とは一線を画す、ちょっと気取った店である。 JR神田駅西口前の「西口商店街通り」の中程、左手にある。「お客様に喜ばれ(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (45) 「ばらくーだ」 〈東京・築地〉 豪快な備長炭火焼きを楽しむ
新大橋通りを挟んで、東京・築地本願寺の真向かいに位置する細い路地を入っていくと右手にある。店に入った瞬間、南欧風の洗練された空間造りに感動する。店名(日本名=オニカマス)からも推察される通り魚料理がメ(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (44) 「紅菜館」 〈東京・人形町〉 路地裏で食べるお好み焼き
人形町は浅草同様、江戸時代から続く商人の町。 表通りに面した大店には老舗が多く、一見客には少し敷居が高い。気軽に入れる赤提灯をぶら下げた居酒屋は、その大半が裏道か、路地裏にある。私が好きな狭い路地(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (43) 「しちりん」 〈千葉県・船橋〉 なぜか、ふらっと入りたくなる
チェーン店はめったに行かないが、地域密着型の「しちりん」(2系統あるがコンセプトは似ている)には、ふらっと入りたくなる魅力がある。雑然とした雰囲気がなんともいえないし、なぜか心が落ち着く。 どの店もカ(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 「たき」 〈東京・人形町〉 (42) 〝どこか寂しげ〟が丁度いい お気に入りの席から
「人形町」は都内でも江戸文化が香る数少ない街である。その一角に「たき」という小さな居酒屋がある(16年5月24日号掲載)。通い始めたのは半年前。マスターの気取らない人柄と、初めて行った日、「この店主は何者(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (41) 割烹・小料理「ふく田(でん)」(東京・門前仲町) ひと手間加えた〝深み〟に癒やされる
どの料理にも、ひと手間、ひと工夫加えた〝深み〟がある。カウンターとテーブル3卓だけの小さな店だが、「下町の名店に癒やされる」思いだ。知る人ぞ知る有名な店だそうで、予約を取るのが難しいとか。 お通しに(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (40) 居酒屋「決戦前夜」(東京・市ヶ谷) 変わった店名だがサービスは正統
その日の朝採れた新鮮な魚介を各地の漁港から直送しているので味は間違いなし。焼き鳥など鳥料理も旨い。リーズナブルな価格で一流店の板前料理が味わえる。店内はカウンターとテーブル席の配置バランスがよく落ち(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (39) 北前そば「高田屋八重洲2丁目店」(東京・八重洲) お馴染みの懇親会場に
「FCは店長で選ぶ」と題して、ここで紹介したのが今年3月だった(3月15日号)。FCはどうしてもマニュアル優先で面白みに欠けるが、それだけに店長と店員の個性、人間性が〝隠し味〟にならなければならないと書いた。(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (38) 居酒屋「赤頭巾」(東京・渋谷) 大都会の片隅で〝存在感〟
席数30程のこぢんまりとした店。居酒屋としてはめずらしくカウンター席がない。「昔はあったのですが、そこだけ照明を落としていたせいか、お行儀がよくないカップルさんもいましてね」とママさん。そういえば、凛(続く) -
居場所を求めて 今宵も一献 (37) 居酒屋「家族亭」(千葉県・北習志野) 陽気なマスターと楽しく飲む
定年を迎え自宅にいることが多くなっても、男性は“地域デビュー”が苦手だ。そこで勧めたいのが、現役時代からなるべく地元の居酒屋か蕎麦屋などに出入りし、地域の人たちと顔なじみになっておくことである。都心の(続く) -
記者おすすめ 今宵も一献 (36)
いい居酒屋の条件は「旨い・安い・感じよし」の3拍子だと思っている。感じがいいかどうかを決める最大の要素は店の主人やスタッフの接客姿勢である。 先日、都内某所の焼鳥屋に入って注文しようとメニューを見て(続く) -
記者おすすめ 今宵も一献 (35) 和食・宴会「がんこ新宿西口店」(東京・西新宿) 日本食を楽しく優雅に
おいしい日本食を、少し優雅な雰囲気で楽しみたいときにうってつけのチェーン店。どこも、店長と着物姿の女性店員の感じがいい(大学生もいる)。都内だと銀座、上野(本店)、新宿、蒲田、立川などに8店舗を展開。新(続く) -
記者おすすめ 今宵も一献 (34) 立ち呑み「魚平」(東京・箱崎) 究極の安さとうまさに大満足
近くの〝人形町店〟の前は何度も通っていたが、入ったことはなかった。いつも満杯だったからだ。それがある日、めずらしくすいていたので寄ってみた。評判通り安くてうまい。客も少なかったため店長らしき男性に話(続く) -
記者おすすめ 今宵も一献 (33) 居酒屋「けいんず」(神奈川県・辻堂) 東京からでもまた行きたい
JR辻堂駅近く。南口から西に向かい、商業ビルの「富士ガーデン」を通り過ぎ最初の路地を左に曲がると左手斜め前方に看板が見える。カウンターだけの小さな店だが、焼き鳥をはじめ刺身系など旨いつまみが多く、なか(続く) -
記者おすすめ 今宵も一献 (31) 居酒屋「魚盛」(東京・有楽町) 店員の目配りに感心
昔小学校の廊下にあったように、「静かに」という貼り紙を出してほしくなるような居酒屋が増えている。ドトールやスタバで大きな声で話す中国人も迷惑だが1メートルも離れていないのに、隣のテーブル客のことなど(続く) -
記者おすすめ 今宵も一献 (31) 蕎麦「桂庵」(東京・西神田) 晩酌セットに魅せられて
夕方5時前から呑みたいときは蕎麦屋が便利である。日中も休憩時間を設けていない店が多いので昼の込み合う時間帯をはずせば、一人静かにゆっくりと過ごすことができる。つまり、馴染みの蕎麦屋を2、3軒持つと生活(続く)