全国 住まい・地元 再発見 記事一覧
全国 住まい・地元 再発見
地元のニュースはその地元からの発信が一番細かく、信頼できる。おやっと思うニュースや今動いている各地方の動きを地元の不動産鑑定士などが直接リポート。沖縄から北海道へと遡上して伝えていく。
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全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (30) 福井県・始動した「県都デザイン戦略」 中長期で中心街区を再構築
建物老朽化と高齢化 福井市の中心市街地は、他の地方都市と同様に郊外大型ショッピングセンターなどへの顧客流出が顕著で、建物の老朽化・店舗経営者の高齢化と相まって、裏通りのみならず、表通りの店舗の空き(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (29) 岐阜県・世界遺産白川郷の合掌造り集落 地域特性と大家族制を反映
岐阜県白川郷合掌造り集落は95年12月、富山県五箇山の合掌造り集落と共に世界遺産登録された。白川郷がある岐阜県大野郡白川村は県の北西部に位置し、陸の孤島と呼ばれた地域であったが、東海北陸自動車道の全面開(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 28 静岡県・「内陸のフロンティアを拓く取組」について 防災減災、地域成長モデルに
新東名の開通効果 12年4月に新東名高速道路(御殿場JCT~三ヶ日JCT間の計162キロ)が、他の区間に先駆けて静岡県内のみ開通した。開通効果としては、時短やレジャー等の行動範囲の拡大、東名高速道路の迂回路確保に(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (27) 静岡県浜松市・防潮堤の整備進む沿岸部 レベル1超える高さに
企業の寄付で実現 東日本大震災の発生から約2年9カ月。震災以降、静岡県においても被害想定などの震災関連情報や、今後の対策情報が報道されています。 震災後における県内の対策例としては、津波避難タワーの整(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (26) 名古屋市・多彩な文化が交錯するまち、大須 独特の下町情緒が売り
門前町として発展 ご当地アイドルOS☆U、コンピューター制御のからくり時計「信長」、全身金色の男女が境内を舞う大須観音金粉ショー。今回は、多彩な文化が交錯する賑わいのまち、名古屋大須を紹介します。 大須(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (25) 三重県・高速道路延伸でアクセス向上した東紀州 熊野古道など観光に期待
地価に〝南北差〟 三重県の観光名所といえば伊勢神宮である。今年10月に式年遷宮の最大の山場である遷御(せんぎょ)の儀が行われて大いに盛り上がり、参拝客が初めて1千万人を突破した。内宮の鳥居前町である「おは(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (24) 滋賀県・草津市の街を流れる公園づくり 旧草津川を琵琶湖と結ぶ緑軸に
天井川の歴史 JR草津駅付近から琵琶湖方向に緑の帯が横たわっている(写真参照)。天井川として名高い旧草津川で、幅は広いところで110メートル、その長さは7キロに及んでいる。旧草津川の天井川化が顕著となったの(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (23) 京都市・趣ある細街路、密集市街地対策 景観維持と防災性強化図る
世界遺産の街並み 京都といえば、世界遺産にも指定されている多数の神社や仏閣を連想しますが、町家が立ち並ぶ風情のある街並みも、京都らしさに大きく寄与しているのではないでしょうか。一度は京都を訪れた人や(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (20) 奈良県・橿原市今井町で江戸時代の町家散策 重要伝統的建造物群 保存地区の活性化
「寺内町」そのまま 奈良県には世界遺産の「古都奈良の文化財」と「紀伊山地の霊場と参詣道」があり、これらに目が向きがちだが、奈良盆地南部に位置し、万葉集にも登場する畝傍山・耳成山・香具山の大和三山が所(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (19) 和歌山県・15年国体開催へ高まる期待 元気を取り戻すことはできるか
躍動と歓喜そして絆 第70回国民体育大会(愛称・紀の国わかやま国体)と第15回全国障害者スポーツ大会(愛称・紀の国わかやま大会)が15年、和歌山県で開催される。和歌山国体は実に44年ぶりであり、「躍動と歓喜、そ(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (18) 鳥取県・歴史深い魅力的な港町、琴浦町赤碕 街並み以外の見所随所に
かつては政経の中心地 赤碕は、山陰地方の小さな港町で、鳥取県の米子市と倉吉市の中間に位置する、歴史の深い魅力的な町である。江戸時代になってから本格的に栄え、藩蔵が置かれると政治経済の中心として発展し(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (17) 島根県・中国横断自動車道の開通効果 山陰と山陽の交流に期待
広島へ約50分短縮 今年3月30日に中国横断自動車道尾道松江線の吉田掛合IC(インターチェンジ)から三次東JCT(ジャンクション)・ICまでの48.7キロが開通し、中国自動車道へ直結した。今回の開通により島根県東部か(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 16 岡山市・競争時代迎えた都市のうねり 大型商業施設は何をもたらすか
悲願の政令指定都市 岡山市は、言わずと知れた岡山県の県都で、11年4月に政令指定都市にやっと昇格できた。やっととは、数十年にわたる悲願であったからだ。岡山市では単独では昇格できず、早くから倉敷市との(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (15) 広島県・江戸時代の港町、呉市御手洗地区 かつての繁栄残す隠れた名所
「大阪の次に栄えた町」 瀬戸内海の中程、しまなみ海道近くの大崎下島にある呉市豊町御手洗地区は、江戸時代に「沖乗り」航路の寄港地として新たに開かれた港町である。北前船の中継貿易港として西日本の物流拠(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 山口県・下関市古代遺跡と地名 観光、郷土愛を育むために
本州最西端に位置 本州・山口県の最西端に位置する下関市は、壇ノ浦の戦いで有名である。この合戦で、源氏は神功皇后が龍神から授けられた、潮満珠(しおみつたま)・潮干珠(しおひるたま)の伝説を持つ長府沖の島(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (13) 徳島県・新たな過疎対策の視点とは サテライトオフィスを誘致
屈指の「IT環境」生かす 地方の抱える問題が少なくない中、中心市街地の空洞化と並行して急速に進行しているのが過疎化である。 徳島県内市町村の約半分が過疎地域で、面積は県全体の70%を占める。また、(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (12) 高松市・地価が下げ止まった住宅地域 市南部の多肥地区などで
全体的には下落傾向 香川県のほぼ中央部に位置する高松市は99年に中核市へと移行し、05年、06年に塩江町、香川町、香南町、国分寺町、牟礼町、庵治町の隣接6町と合併し、現在の市制となった。13年4月1日時点の人口(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 高知市・中心市街地の再生「3本の矢」 地域再生の起爆剤目指す
大橋通商店街の現状 別掲グラフは、高知市の中心商業地域の一角である「大橋通商店街」における夏季歩行者通行量と、同商店街に設定された地価調査基準地価格の02年を100とした指数の推移を表したものである。 (続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (9) 福岡市・地価回復をけん引する西新地区 文教地区で利便性も高い
上位10傑に2地点 全国的に地価が回復傾向にある中、福岡市の動向に注目が集まっている。13年地価公示における住宅地の変動率上位のほとんどを、東日本大震災の復興に関する住宅地移転需要に関連した東北地方に(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (8) 北九州市・黒崎駅前のコムシティが再開業 副都心として復活の鍵に
01年開業の再開発ビル JR黒崎駅を中心とする黒崎地区は、北九州市の中心、小倉駅から南西方へ直線距離で約11キロに位置し、古くから三菱化学や安川電機などの企業城下町であるとともに、長い間北九州市の副都心と(続く)