政策

リノベーションの品質基準 戸建てと1棟マンション版策定 リノベーション住宅推進協議会

 中古住宅流通活性化に向けて優良なリノベーションの品質基準作りを進めているリノベーション住宅推進協議会は2月18日、新たに「戸建て住宅版」と「1棟マンション版」を発表した。これまでに区分所有マンションの専有部用の基準を策定している。今回は建物の構造安全性や劣化状況、維持管理についても基準を設けた。既存住宅売買瑕疵保険や「フラット35」の基準と連動させた。同協議会では、建物を検査した上で、必要な改修工事を行い、その記録を履歴として保管・開示し、品質が保証されたものを「優良なリノベーション」と位置づけ、物件種別ごとにその基準を設定している。