住まい・暮らし・文化

住宅の購買意欲が低下、否定派は8割に ハイアスが調査

 ハイアス・アンド・カンパニーはのこほど、20代以上の男女2278人に実施した「住宅購入に関するアンケート調査」結果を発表した。それによると、「マイホーム、自分にとっては買い時だと思わない」との回答が約8割に上り、昨年の約6割から更に上昇した。「自己資金不足」「生活不安」「住宅ローンを組むことに対する不安感」などが理由に挙げられた。
 一方で、価格の低下や低金利などを理由に「マイホーム、一般的には買い時だと思う」とした回答も4割に上っていることも分かった。住宅取得には良い環境にあるとの認識は持ちつつも、漠然とした不安感やローン借り入れに対する懸念などを背景に購買意欲が低下している傾向にあると、同社では分析している。