防災備蓄センター(東京都中央区)はこのほど、エレベーターへの設置が可能な「AED(自動対外式除細動器)コンパクトボックス」の販売を開始した。
公共機関や商業施設を中心に普及しているAEDだが、設置場所はロビーなどに限られているのが現状。特に高層の建物ではAEDを取りに行くのに時間が掛かり、その分生存・退院率も下がってしまう。「コンパクトボックス」はそうした時間のロスを少なくするため、エレベーター内の角に置くことのできる台形とし、緊急対応性を向上させた。
価格は8万8000円。警備会社ALSOK(東京都港区)と提携し既に先行販売しているが、居住者の高齢化が進むマンションなどからの引き合いが多いという。
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