生活相談や安否確認などのサービス付き高齢者向け住宅の登録制度が10月20日、スタートした。同制度を規定する改正高齢者住まい法が施行した。
サービス付き高齢者向け住宅は、バリアフリー構造をはじめとするハード面に加えて、サービスに基準を設けることで、急増している高齢者単身・夫婦世帯の受け皿になることなどを目的にしている。また、従前の高齢者円滑入居賃貸住宅や高齢者専用賃貸住宅、高齢者向け優良賃貸住宅を一本化。1つの登録制度に改めることで、入居者に分かりやすい体制にする狙いもある。
同20日には、一般社団法人すまいづくりまちづくりセンター連合会が、サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム(http://www.satsuki-jutaku.jp/index.html)を開始。事業者の登録申請について、都道府県などの審査が終了次第、随時、登録住宅情報が表示される仕組みだ。