窓の商社であるマテックス(東京都豊島区)が、同社が運営する窓の情報サイト「madoka」(http://www.madocon.jp/)で、窓を真空ガラスに取り換えるリフォームによる結露解消効果のモニター実験を行っている。5人家族が居住する築22年の木造住宅で、リビングの引き違い窓の片方を真空ガラスにリフォーム。もう一方を、1枚ガラスのまま残し、結露の発生状況の差を調査している。11月に実験を開始。3月まで週1回のペースで実験状況を公開していく。
また、窓交換による風呂場の温度変化も実験。浴室・脱衣所の窓をすべて真空ガラスに交換し、リフォーム前1週間とリフォーム後1週間の室温の差を比較する。12月11日にリフォームを実施。結果は12月下旬頃に公開する予定。
同社によると、窓リフォームは住宅エコポイントの対象になるなど、注目が高まる中、「どのくらい結露を解決するのか」といった不安が窓リフォーム店や同サイトに寄せられているという。こうしたことから、窓リフォームによる効果についてモニター実験を行い、その結果を同サイトで公開することを決めた。