東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は4月16日、首都圏不動産流通市場動向をまとめた。それによると、2012年1~3月期の中古マンションの成約件数は8612件(前年同期比9.5%)に増加し、2期連続で前年同期を上回った。2010年1~3月に記録した8249件を大幅に上回る高水準となった。
平均成約価格は2539万円(2.2%下落)に下落したものの、前期比では5期ぶりに上昇した。3000万円以上の価格帯の比率が前期の31.7%から33%に拡大した。
成約物件の平均専有面積は65.56平方メートル。平均築年数は18.61年で、古い物件にシフトする傾向が見られた。
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