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老いる東京圏、今後の高齢化率は全国トップに 首都圏白書で報告

 国土交通省が発表した「2012年版首都圏白書」によると、2005年と2035年の65歳以上の高齢者人口を比べた場合、東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の増加率が全国で最も高い割合となった。

 東京圏の35年の推計高齢者人口は1060.8万人で、05年の599.3万人と比べて77.0%の増加となっている。一方、名古屋圏の増加率は53.3%、関西圏の増加率は47.4%、地方圏の増加率は27.7%。全国で見ると、35年の推計高齢者人口は3724.9万人で、05年は2567.2万人であるため増加率は45.1%。東京圏の増加率が、他と比べて非常に高くなっていることが分かる。