水を利用した住宅用空気清浄機「エアワッシャー」を、水処理エンジニアリングのオルガノ(東京都江東区)が開発した。装置内部の散水ノズルが降雨時と同じ状況を人工的に作り出し、外部から取り込んだ空気を下部の循環タンクに沈める。そして上澄みの浄化された空気を、室内に送り込む仕組み。化学物質などの微粒子だけでなく、水の性質を生かすことで「におい」の除去を可能としたことなどが特徴だ。このほど販売を開始し、ハウスメーカーなどすでに2社が導入を決めている。
リフォーム時など後付けする場合は、給排水管と空気ダクトを設置する工事が必要になる。オープン価格だが、先行販売した事例を平均すると「本体・工事費込みで40万~50万円程度」(同社)だという。創業以来66年にわたって培ってきた水処理技術を、住宅分野でも生かしていく考えだ。
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