東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた7月の「中古マンション価格天気図」によると、四国や山陰地方などで中古マンション流通価格の回復傾向がみられた6月から一転し、7月は反転下落した地域が多いことが分かった。前月から天気が改善した地域は6地域で、前月比4地域減。反対に悪化した地域は、前月の7地域から16地域に増えている。
価格の下落傾向を示す「雨」の地域は16地域(前月は10)に増加した。「曇り」は7(同10)、「薄日」が10(同6)。東北・北関東地方では前月まで「晴れ」を維持していた地域が目立ったが、山形県(1234万円、前月比6.0%下落)や福島県(1305万円、同0.9%下落)、茨城県(1469万円、同3.3%下落)がそれぞれ「薄日」に悪化。一方で、九州地方では福岡県(1385万円、同1.6%上昇)、長崎県(1466万円、同0.9%上昇)が好転した。
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