東急不動産などグループ3社は3月1日、同社のマンション居住者向けサービス「BRANZサポート」を拡充した。分譲・販売・管理・仲介を担う各グループ会社の連携を強化し、主に物件売却時のサポート体制を整えた。
具体的には、東急不動産が分譲し、東急コミュニティーが管理しているマンションを東急リバブルの仲介で売却する場合、リバブル規定の仲介手数料から10%を割り引く。これは専属専任媒介・専任媒介の契約時に限られる。加えて、社内研修制度や「BRANZエキスパート」認定制度を立ち上げ、売却の相談から査定、売却実務まで顧客をサポートしていく。
また、自宅の資産価値を把握できるように、中古流通市場の価格動向や取引件数などをまとめたレポートを年に1回のペースで提供する。
そのほか、管理マンションを対象に提供している有料会員制サービス「家族力・プラス」の年会費無償サービスの適用期間を従来の3年間から5年間に延長。居住者同士のコミュニティ形成のサポートも強化していく。
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