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首都圏中古マンション価格に下げ止まり感 野村不アーバン調査

 野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)の調査によると、首都圏の中古マンション価格に下げ止まり感が出ている。2013年1月~3月期における3カ月間の価格変動率は、首都圏で0.1%下落。前回(2012年10~12月期)の0.9%下落から改善を示した。エリア別に見ると、東京都区部は0.5%上昇、神奈川は0.4%上昇になるなど2年ぶりにプラスに転じた。

 また、住宅地価格も同様の傾向だ。東京都区部が0.8%上昇、都下は0.5%上昇、神奈川は0.1%上昇といずれも2年ぶりのプラスとなっている。

 同調査は、同社の各部センターの営業エリアで、調査地点や対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定しているもの。3カ月ごとに行っている。調査地点数は住宅地が140、中古マンションが215。