住まい・暮らし・文化

戸建ての基礎工期を半分に 住友林業などが開発

 住友林業とプレキャスト住宅基礎を手掛けるシグマベース有限責任事業組合はこのほど、戸建て注文住宅の基礎工事の工期を半分程度に短縮する「プレキャストコンクリートべた基礎工法」を開発した。一般的な鉄筋コンクリート造べた基礎は、建設現場で鉄筋を配筋した後にコンクリートを打設してつくるのに対し、新工法では専用工場で基礎梁を製造し、現場に運んで設置した後で基礎スラブを現場打設する。
 新工法の採用エリアは、プレキャストコンクリート基礎梁の供給体制が整った宮城県、福島県、兵庫県、岡山県からスタートし、全国での標準採用を目指す。