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シニア世代、住み替えの持ち出しは2497万円 三井不リアル調べ

 三井不動産リアルティ(東京都千代田区)はこのほど、「シニア世代の住まいに対する意識調査」を実施し、その結果を発表した。対象は、定年後のシニアライフに向けて住み替えまたはリフォームを行った首都圏、関西圏、中部圏在住の既婚男女521人。

 それによると、住み替えた人のうち90.3%の人が、リフォームをした人については86.9%が、現在の住まいに高い満足感(非常に満足、まあまあ満足)を得ていた。また、住み替えに掛かった持ち出し費用は平均2497万円、リフォームは平均717万円となっている。

 住み替え先のエリアは、全体では「以前と同じエリア」が44.6%とトップだったが、マンションでは「以前の住まいよりも都心寄りのエリア」が44.4%とトップになった。

 マンションのリフォームでは、老朽化に伴うものだけでなく、約4割の人(39.3%)が部屋数を減らすリフォームを、戸建てのリフォームでは、過半数(52.7%)が段差の解消や手すりの設置などのバリアフリー化を行っていた。