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東京ビル協・10月調査、賃料景況感が改善

 東京ビルヂング協会は「ビル経営動向調査」(10月期)をまとめた。会員を対象に四半期ごとに実施しているもので、158社から回答を得た。

 東京23区の賃料水準(坪当たり)は、上限が2万5674円で前回比318円の下落、下限は1万5579円で同186円アップとなった。

 空室率は、23区平均が6.8%(前回比0.2ポイント増)でわずかに上昇した。

 また、ビル経営者に聞いた3カ月前と比較した賃料水準景況感指数・空室景況感指数ともに、23区平均でプラスとなった。賃料水準景況感指数がプラスとなったのは2008年1月以来という。空室景況感指数は、都心5区すべてでプラスだった。