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顧客の8割が「売り時感」実感 野村不ソリュ調べ

 野村不動産ソリューションズが今年7月に実施した第29回「住宅購入に関する意識調査」によると、「今後、不動産価格が上昇すると思う」との回答は41・4%(前回比2.1ポイント減)で、7回連続で最多となった。前回比で最も変化があった回答は「わからない(12.0%)」で、3.3ポイントの増加となった。上がると思う理由では、円安や建築価格の高騰などを指摘する声が目立った。

 また、不動産の売り時と感じている人は78.2%(前回比0.7ポイント減)で、18回連続で、売り時だと考える顧客が多い傾向が継続している。売り時と思う理由では「不動産価格が上がったため」が76.4%(同0.9ポイント増)で最多。次いで「今なら好条件での売却が期待できる(53.6%)」「自身のライフステージから見て売却タイミングであるため(19.1%)」となった。

 一方、不動産の買い時と感じている人は26.2%(同5.8ポイント減)で、3回連続の減少となった。「買い時だと思わない」も54.0%(同4.9ポイント増)となっており、不動産購入に前向きな顧客が減少傾向にあることがうかがえる。

 同調査は、不動産の購入検討者である「ノムコム」会員を対象に、11年以降、年2回実施している。今回調査の有効回答数は1035人。