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大雪 7都県で3000世帯以上が孤立、物流にも影響

 2月14日から降り続いた大雪の影響で、関東甲信を中心に集落の孤立や電車の運行不能などの被害が起きていることが分かった。

 山梨県早川町、群馬県南牧村、東京都檜原村など7都県で3000世帯以上が孤立。各自治体は災害派遣要請を行い、自衛隊が救助に当たるほか、国土交通省などに救援を要請した。 

 政府は、大雪等の被害に係る関係省庁災害対策会議を複数開いたほか、山梨県河口湖町などに災害救助法の適用を決め、また、亀岡内閣府大臣政務官を団長とする政府調査団を山梨県に派遣し、被害状態の把握に努めている。

 このほか、山梨県のJR中央線大月~小淵沢間で電車が9本止まり、乗客900人が閉じ込められたほか、物流にも影響し、野菜などが卸売市場に届かない、コンビニ・スーパーで品薄状態になるなど、国民生活に影響が出た。