政策 売買仲介

不動産情報ストックシステムで横浜市と連携 国交省

 国土交通省はこのほど、不動産情報ストックシステムの整備のための、プロトタイプシステム(検証のための仮のコンピュータープログラム)を構築するに当たり、横浜市と連携して、同市の都市計画情報や防災情報などオープンなデータを活用する、と発表した。
 同省では、15年度に情報ストックシステムを試行運用することを決めており、システム導入で得られる効果やメリット、システムの機能などに関する課題などの検証を行うため、今年度プロトタイプシステムの構築に取り組むこととしていた。
 横浜市は行政情報の提供やオープンデータに関する検討に先進的に取り組んでおり、同市と連携することで有用なプロトタイプシステムの構築ができるとして決めたもの。
 今後は、不動産実務者や情報保有機関の意見を踏まえ、プロトタイプシステムの詳細な機能や情報保有機関との連携のあり方について検討を進めていく。