国土交通省は2月6日、現在開かれている189通常国会に提出する予定の法案を明らかにした。
提出されるのは、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律案、独立行政法人に係る改革を推進するための国土交通省関係法律の整備に関する法律案など6つ。
建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法案は、建築物部門のエネルギー消費量が著しく増加していることから、延べ2000平方メートル以上の非住宅建築物について、新築時に省エネ基準への適合を義務付ける。また、エネルギー消費性能向上計画の認定制度の創設などの措置を講ずる。3月上旬に提出する予定。
独法改革に関する法案では、都市機構の業務範囲の見直しを行い、団地の建て替えについて隣接地などでないと建て替えを行えない現在の規定を、近接地でも可能にし、団地の統廃合を可能にする。こちらは3月中旬に国会に提出する予定。
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