東京ビルヂング協会は2月23日、協会会員を対象に実施した「ビル経営動向調査(1月期)」結果を発表した。四半期ごとに最新の賃料水準と空室率をアンケートした上で、ビル経営者が肌で感じた景況感を聞いて指数化している。 それによると、東京23区の新規賃料(円/坪、共益費込)は、上限が2万6794円(前回2万6786円)、下限が1万6676円(同1万6264円)で、上下限ともわずかながら上昇した。
東京23区の平均空室率は5.3%で、前回調査時よりも0.5ポイント改善した。
3カ月前と比較した景況感指数も、賃料指数、空室指数いずれも改善を維持した。