国土交通省が8月31日に発表した15年7月の新設住宅着工戸数は7万8263戸で、前年同月比7.4%増と5カ月連続で増加した。季節調整済み年率換算値では91.4万戸で前月比11.5%減となり、先月の増加から再び減少した。
利用関係別に見ると、持家は2万5396戸(前年同月比8.0%増)、貸家は3万3977戸(同18.7%増)、分譲住宅はマンションが7424戸(同17.6%減)、戸建て住宅が1万587戸(同2.7%減)。持家と貸家は3カ月連続の増加。マンションは4カ月ぶり、戸建て住宅は15カ月連続の減少となった。特に首都圏マンションの着工が3580戸(同23.8%減)と大幅に落ち込み、埼玉県では250戸(同57.1%減)、千葉県では0だったのが響いた。
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