住まい・暮らし・文化

AI搭載した新HEMSサービス販売開始 日本住宅サービス

 日本住宅サービス(広島県福山市、有吉彰英社長)は9月上旬、AIを搭載して導入コストを削減したHEMSの新サービス「AIHEMS(アイヘムス)」を販売開始する。販売は関西地区から順次全国展開する予定。
 同新サービスは、AIを搭載した約60グラムの小型センサーを分電盤に取り付け、電力使用量などを分析してPCやタブレット、スマホなどで「見える化」するというシステム。従来のHEMSと比べ、導入時の機器設置や設定などの手間を大幅に簡略化できる。
 センサーや専用システム、アプリなどの開発・運用はソニーの研究部門から独立したインフォメティス(東京都港区、只野太郎社長)が行っており、アフターサービスなどの業務バックアップを日本リビング保証(東京都渋谷区、安達慶高社長)が担当する。提供参考価格は2年パックが10万8000円、5年パックが12万5000円。