アットホームの調査によると、17年12月の首都圏における新築戸建て住宅の平均成約価格は3434万円(前月比1.4%下落)で、再びマイナスに転じた。前年同月比も0.3%下落した。エリア別に見ると、東京23区の平均価格は4900万円(前月比3.0%上昇)。東京都下は3620万円(同1.1%下落)、神奈川県は同0.1%下落の3691万円となった。埼玉県は同1.3%マイナスの2943万円と下落、千葉県も2795万円で同0.1%下落し、東京23区のみ上昇。これは高額物件の多い城南エリアの一部で成約が堅調だったことに加え、敷地面積が拡大し平均価格が上昇したことによる。
09年1月を100とした価格指数を見ると、首都圏の価格指数は前月比1.3ポイント減の97.0。今月は東京23区が最も高い値となっており、106.0(同3.1ポイント増)だった。
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