富士経済は5月21日、住宅設備・建材、システム関連の国内市場を調査し、結果を公表した。
同調査によれば、17年度の住宅設備市場は2兆8590億円(前年度比101.8%)を見込む。リフォーム向けの需要は伸び悩んでいるが、HEMSや家庭用定置用蓄電システムなど省エネ・創エネ分野は好調という。省エネ・創エネ分野では17年度の市場規模を3318億円を見込む。
また、17年度の建材市場は1兆7179億円(同100.6%)と予測。ZEHの普及、省エネ基準適合化により、断熱分野と高断熱商品へのシフトが進んでいる外部建具分野が好調と分析している。
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