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同性カップルで「同居の経験あり」は6割 スーモ調べ

 リクルート住まいカンパニー(東京都港区)は、同社が運営する不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」で「同性カップルの住まい探しや同居してからの生活」に関するアンケート調査を行った。それによると、同性カップル(n=364)のうち「現在同居している」(22.8%)、「過去に同居したことがある」(38.2%)を合わせると約6割(61.0%)で、5人に3人が同居経験のあることが分かった。実際に同居してよかった点については、「気持ちが安らぐ場所ができた」(52.7%)、「互いの価値観を知ることができた」(49.1%)という回答が上位を占めた。一方、同居したことがない人(n=142)にその理由を聞くと、「世間の目が気になる」や「資金がない」などが挙げられた。
 調査は、インターネット調査で3月に実施。LGBTに該当し、かつ同性のパートナーがいたことがある全国の男女18~59歳が対象。有効回答数364人(男性カップル227人、女性カップル137人)。