国土交通省は8月27日、既存住宅の流通促進を図る特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)の新たな事業者団体として、全国宅地建物取引業協会連合会(坂本久会長)を登録した。17年12月の同制度登録開始以来、7番目の事業者団体となる。
同制度は4月1日に標章の使用が始まったもので、「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、既存住宅の流通を促進する目的で創設された制度。耐震性の確保やインスペクション(建物状況調査)の実施など、一定の要件を満たした既存住宅に対し、国の関与のもとで事業者団体が「安心R住宅」としての標章を付与する。