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パブリックトイレの腰掛け便器下専用の陶板で新商品 TOTO

 TOTOは2月1日、防臭性や清掃性に優れたパブリックトイレの腰掛け便器下専用汚垂れ陶板「ハイドロセラ・フロアPC」を発売する。
 腰掛け便器(洋式便器)の周囲には尿垂れによる臭い(アンモニア)や黄ばみ汚れの発生、タイル目地への尿の染み込みが課題となっている。新商品は臭いや尿シミ対策に効果的な陶器製の床材。同社独自の光触媒技術「ハイドロテクト」の抗菌効果で菌の繁殖を抑制。尿由来の臭いの原因であるアンモニアの発生を抑える。
 また、長さ1200ミリ、幅600ミリと大判のため、汚れが集中するエリアの目地をなくすことができる。素材は陶器であり、傷や汚れに強く、高い清掃性も特長だ。
 希望小売価格(税別、1枚当たり)は排水穴加工なしが3万2600円、排水穴加工ありが3万7800円。