MFSは2月18日、購入物件を決定する前にユーザーが不動産投資ローンの借り入れ可能額を把握できる、借入可能額証明書(バウチャー)を発行するサービスを開始した。
同サービスは、同社の不動産投資ローンの媒介ノウハウなどにより、ユーザーの収入などの情報から不動産投資ローンの借り入れ可能額を推定し、借り入れ能力の裏付けとなるバウチャーを発行するもの。通常は、物件を決めてからローンを申し込むのが不動産投資の流れだが、希望物件があっても金融機関から融資を受けられないなどのケースも起こる。同サービスにより、物件購入の意思表明と同時にスムーズに購入手続きに入ることができる。
また、AIを活用した中古不動産流通ポータルサービス「リノシー」を運営するGAテクノロジー(東京都渋谷区、樋口龍社長)とも連携。MFSがバウチャーを発行したユーザーに対し、GAテクが借り入れ可能額の範囲内で、過去の販売実績からAIによりスコアリングされた優良物件を提案することで、バウチャーの発行から投資物件購入までのスムーズなワンストップサービスを実現する。