住友林業は3月7日から、住友ゴム工業、マックストン社と共同で開発した高遮音床を、木造の賃貸住宅「フォレストメゾン」に採用していく。
鉄骨造に比べて、この高遮音床は、6ランク上のLL値(軽量床衝撃音)35、3ランク上のLH値(重量床衝撃音)50を確保。業界最高レベルの遮音性を実現し、18年8月に特許出願済みだ。
オリジナル部材「防振ゴム」と「遮音モルタル板」を使用し、床への衝撃音を大幅に軽減。ゴムシートに突起状のゴムを付けることで、防振ゴムと遮音モルタル板の間に隙間を設け、上階からの振動を防振ゴムで吸収し、下階へ伝えない仕組みだ。遮音モルタル板は簡易に施工ができるように、サイズと重量を調整している。
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