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11月都心ビル空室率は1.56%と小幅下落 三鬼商事調べ

 三鬼商事が12月12日にまとめた11月時点における東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況によると、平均空室率が前月比0.07ポイント下落の1.56%となった。
 成約は小規模だったものの大型解約の影響がなかったことから、空室面積が小幅に減少。平均空室率は3カ月連続で低下した。竣工1年未満のビルに成約の動きなど新築ビルの空室率が低下したことや、自社ビルや建て替え予定ビルからの移転などで既存ビルでも小幅に低下した。なお、新築ビルの空室率は4.86%、同0.5ポイント下落した。