政策

「ウォーカブルなストリート」づくりのガイドライン策定 国交省

 国土交通省は3月30日、“ウォーカブルなまちなか”づくりを支援する「ストリートデザインガイドラインー居心地が良く歩きたくなる街路づくりの参考書-(バージョン1.0)」を策定、公表した。
 同省は19年6月に有識者会議「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」がとりまとめた提言を受け、今後の街づくりの方向性として“居心地が良く歩きたくなるまちなか(ウォーカブルなまちなか)”を推進している。更にその具現化へ向け、同年8月に「ストリートデザイン懇談会」を設置し、議論を進めてきた。
 同ガイドラインは「ストリートデザイン懇談会」における検討結果を踏まえ、街路の使い方やつくり方、支え方など事例と共に掲載し、“ストリートデザイン”におけるポイントを提示。地方自治体の担当者を中心に、様々な主体による取り組みへのサポートを図っている。本文は同省のホームページ(http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_gairo_fr_000055.html)で閲覧できる。